パシュル 誰(注2)
また、バシュクは感嘆詞としても用いられる。
第一版で「二回繰り返して用いられる事もある。その際は語尾切断が発生し、『バシュクバシュ』となる」と書いたが、下記の新たな前置詞が判明した。なので二つ目の「バシュ」は、「バシュク」の短縮ではなく前置詞「バシュ」の可能性が高い。
(注2)これに関して、本当は『バ』シュルではないかと思われる。
その根拠は、疑問詞は語頭の音が共通する言語が多い事。(英:What,Where,Who、仏:Que,Quand,Quiなど)収録用ビデオに収録されていたサンプル音声が個人的には『バ』シュルと聞こえた事である。しかしながら、今となっては確認のしようがない。台本上では『パ』シュルとなっていた。
3.前置詞
ガミラス語にも空間的、時間的な距離や位置関係を表す為の前置詞が存在する。
a.主に空間的、時間的な距離や移動方向を表す前置詞
カン『〜へ、〜に』 ヨーム『〜の中(に)』 スクル『〜まで』 エス『〜上に』
ヤレス『〜から』
例:ミロン レゲンス ヴェリボー カン ガシュゲール ヨーム ヴァレン ニ?(注3)
バラン星のゲール司令に報告するべきでは?
b.主に対象との関係性や状況を表す前置詞
ユグ『〜のように』 ダム『〜の』 ウフト『〜と共に』 バシュ『〜の如く』
例:ロール ウフト ミロー!(注4)
(我々と)一緒に戦え!
(注3)第2話ガンツの台詞
(注4)第21話囚人の台詞
4.助詞
ガミラス語には上述の何れにも属さない助詞(及び単語に付随させる小辞)がある。
a.強調を表す『ヤ』
例:ヤ ツヴァルケ カシュ ダ!(注5)
そこのツヴァルケ!