『ヤ』を用いずとも「そこのツヴァルケ」となるが、『ヤ』を付ける事で相手(この場合、この台詞の対象であった篠原)に自身が呼びかけられている事を強調している。

 

b.疑問を表す『ジ』、『ニ』

例:エルシュトゥック 

  囚人か?

 

 目上の者に対しては『ニ』を用いる。

 

c.否定を表す『パ』

例:パゲマクトガー → パ + ゲマクト + ガー

  未確認飛行物体   否定   確認する  航空機

 

  d.依頼、要請、命令を表す『レザ』

例:ヴァレダ レザ!(注6)

  隊列を乱すな!

 

『ヴァレダ』は『編隊飛行』を意味し、直訳すると「編隊飛行命令!」であるが意訳されている。

 

(注5)、(注6)第18話巡回パトロールの台詞

 

 

 この他にも指示詞、間投詞、接続詞などがあるが(注7)、考察に足る十分なサンプル数が無い事等から割愛させていただく。

 

(注7)『公式設定資料集 Garmillas